NTTスマートトレードが2009年12月1日より顧客資産の信託保全を実施することを発表した。
◆金融商品取引業等に関する内閣府令改正に伴い、保証契約から信託保全へ
NTTスマートトレードでは、顧客から預かる預託金について、NTTファイナンス株式会社が全額保証していた。平成21年8月1日より金融商品取引業等に関する内閣府令(以下、内閣府令)の一部が改正施行され顧客から預かる預託金は、信託会社又は信託業務を営む金融機関に金銭信託をすることが義務付けられたことから、内閣府令の経過措置期間期限前の平成21年12月1日より、みずほ信託銀行にて預託金を信託保全する。
◆NTTスマートトレードとみずほ信託銀行の信託保全の仕組み
NTTスマートトレードはみずほ信託銀行と、顧客を受益者とする金銭信託契約を締結いたし、顧客から預かる預託金(取引証拠金に売買損益、未決済ポジションの評価損益、スワップ金利等を加減した資産)を毎営業日終了後に計算し、その合計額が必要額に満たない場合には翌銀行営業日(外貨は翌々営業日)までに、不足額をみずほ信託銀行へ送金する。NTTスマートトレードよりみずほ信託銀行に信託された信託財産は、内閣府令に定められた方法によりNTTスマートトレードが破たんした場合でも保全される。
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